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”アイツ”=偽4ということで、
「機々械々編」の後日談、です。



目と耳は、フランソワーズほどではないにせよ、
情報収集能力に長けている=人間には持ち得ない知覚

逆に触覚は、マシンガンやミサイルを撃つたびに痛がっていたら
兵器として使い物にならないので
圧力は感じても熱や痛みは伝わりにくくなっているかと。

「兵器になった」ことよりも「人でなくなったこと」の方が、
ハインリヒにとっては重要なように思えます。


「自分自身の右手」が、最期に記憶している感覚が、ヒルダであるという事を考えても。



残り10%が、彼を支えているとするならば。

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「SIDE002:hollow body」

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